朝夕の風に少しずつ秋の気配が混ざりはじめ、過ごしやすい季節が近づいてまいりました。

お散歩が大好きなわんちゃん・ねこちゃんたちにとっても、心地よいお出かけシーズンの到来ですね。
緑豊かな自然に囲まれた平和会ペットメモリアルパーク(延命地蔵尊)の境内でも、季節を告げる植物たちが愛らしい表情を見せてくれています。

今回は、園内を彩る初秋の植物たちと、心あたたまる小さなエピソードをご紹介します。

泥から咲く清らかな「蓮(ハス)」

墓地の一角、専用の大きな水鉢の中で青々と大きな葉を広げているのは「蓮(ハス)」です。

水滴をころころと弾く丸い葉の姿は、見ているだけでもどこか涼やかで心が洗われます。

蓮の開花時期は主に7月から8月の早朝。
ポンと音を立てるようにして夜明けとともに花開き、昼過ぎにはそっと花びらを閉じてしまいます。そしてわずか4日ほどで散ってしまうという、とても神秘的で儚い命を持つお花です。

泥の中からすっと茎を伸ばし、濁りに染まることなく気高く美しい大輪を咲かせる蓮。

仏教の世界では「清らかな心」の象徴として大切にされています。どんな環境にあっても、純粋無垢な瞳で私たちに無償の愛を届けてくれる“うちの子”たちの姿にも、どこか重なるようですね。

葉の間から光る水面を眺めていると、時がゆっくりと流れていくのを感じられます。

秋空に向かってダイナミックに!稲荷大明神を見守る「パンパスグラス」

園内の稲荷大明神の赤い鳥居のすぐ隣には、思わず見上げてしまうほど立派な「パンパスグラス」が育っています。

その高さは、なんと見上げるほどの約3メートル!

南アメリカ原産のイネ科の多年草で、日本のススキをぐんと大きくゴージャスにしたような、ふわふわ・モコモコとした銀白色の花穂(かすい)が特徴です。

青空を背景に、秋風に揺れる姿は雄大で、まるで鳥居を優しく守るシンボルツリーのよう。花言葉は「光輝」「雄大な愛」「人気」。

秋晴れの陽の光を浴びてキラキラと輝くパンパスグラスの足元を歩くと、自然と前向きで明るいパワーをもらえるパワースポットのような場所です。
ご来園の際は、ぜひ鳥居と一緒に見上げてみてくださいね。

来週はお彼岸。東屋の横でそっとほころぶ「白い彼岸花」

散策の合間にひと息つける東屋(あずまや)のすぐ横では、すっと真っ直ぐに伸びたつぼみが顔を出していました。

彼岸花といえば鮮やかな赤色が印象的ですが、ここでは毎年、珍しくも美しい「白い彼岸花」が花を咲かせます。

来週はいよいよ、秋のお彼岸を迎えます。

彼岸花は、まるで暦を知っているかのように、毎年お彼岸の時期にぴたりと合わせて咲いてくれる不思議なお花です。

白く繊細な花びらがパッと開く姿は、まるで天国へと旅立った愛しいあの子たちをそっと包み込む祈りの光のよう。

白い彼岸花の花言葉には、「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」といった優しいメッセージが込められています。

東屋の木陰で風を感じながら、大切な家族へ心の中で語りかける……そんな穏やかなひとときを過ごしてみるのも良いですね。

うちの子の健康と長寿を願って

自然豊かな当パーク内に鎮座する「延命地蔵尊」は、ペットたちの健康長寿や日々の幸せを見守ってくださる心強い味方です。

季節の移ろいを感じながら、元気なうちの子と一緒にお散歩がてらお参りをして、日頃の健康と長寿を願うのも素敵な時間です。

また、お空のあの子を想い、静かに手を合わせる時間もかけがえのないもの。
園内には四季折々の草花がいつでもあたたかく皆さまをお迎えしています。
ぜひ、優しい秋風を感じに足をお運びください。


=ペットの聖地 延命地蔵尊=
神奈川県 川崎市 麻生区 王禅寺1183 「平和会ペットメモリアルパーク」内にございます。
※開園時間:9時~17時、ご自由にご来園いただけます。
トイレ・駐車場を完備しておりますので、お車でもお越しいただけます。
公共交通機関をご利用の場合は、「たまプラーザ駅」または「柿生駅」よりバスで約15分「延命地蔵尊」で下車となります。

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